【昔話②】高校生たちがインターネット上に集まってアニメを作る

昔話

時は2007年8月。

「エアーマンが倒せない OPアニメ風」の作者であるmakeさん(小嶋慶祐さん)に許可を得て、彼のHPの掲示板に制作者募集を掲示すると続々と参加希望者からメールが届くようになりました。北は青森、南は宮崎、最大で15人まで膨れ上がることに…。

制作メンバーが集まったので、インターネット上で連絡を取って短いアニメを作ろうという話になりました。言い出しっぺということで、なぜか私が監督をすることになります…。

制作メンバーは全員高校生でしたがアニメ業界を目指す方が多く、

1週間ほどでキャラクターデザインが出来上がりました。 

(実はまじろさんとカイセンさん(海島千本さん)が参加していました)

キャラデザPR用を拡大表示

ちなみに制作メンバーとはIRCというチャットで連絡を取り合っていました。画像データはWindowsLiveの共有フォルダを使っていました。

作画作業が始まってから、私のアニメ制作に関する知識不足が徐々に足を引っ張るようになりました。

それを見計らってか、副監督が突如新団体を設立し制作メンバーを引き抜いていきました…。

最終的には主要な制作メンバーを失い、制作は中止へと追い込まれました。サークル設立からわずか1か月でした。

短い間でしたが本気でアニメの仕事を志す同世代との交流を通し、アニメ制作者の持つ熱意に心打たれ尊敬の念を抱くようになりました。そして、自分も何か力になりたいと思い始めるのでした。

アニメ制作者の光の部分を見た秋吉は、同時に影の部分を知ることになります…。

↓の動画は途中までの素材を繋いで作ったものです。

ニコニコ動画(Re:仮)

※この記事は2016年に公開したブロマガ記事を基に加筆修正しています。

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